「商品撮影」と一口に言っても、ECサイトのカタログ写真と広告用のイメージカットでは、撮影の目的も設計も大きく異なります。この記事では、用途別に商品撮影のポイントと、撮影会社に依頼する際の進め方を解説します。
EC用商品撮影のポイント
目的:正確に、購買判断ができる情報を伝える ECサイトの商品写真は「実物と違って見えないこと」が最優先。色・質感・サイズ感が正確に伝わることが、返品率を下げる鍵です。
基本の3カット 1. 白背景の商品単体(メイン画像) 2. 使用イメージ(サイズ感がわかる) 3. ディテール(素材感・仕上げ)
Amazon・楽天・自社ECのガイドラインに合わせた縦横比・背景色で撮影します。特にAmazonは白背景・商品比率85%以上などの規定があるため、事前確認必須。
光の作り方 影が最小限になるよう、複数光源で柔らかく照明します。商品ジャンルによって最適な光の当て方は変わり、金属・革・布・食品などで撮影テクニックが違います。
広告用商品撮影のポイント
目的:ブランドの世界観を伝え、欲しくなる気持ちを喚起する 広告写真は「情報伝達」より「感情喚起」。商品を単体で見せるだけでなく、シチュエーション・小物・光の演出で世界観を作り込みます。
イメージカットの設計 – 商品の使用シーンを想起させる背景 – ブランドカラーに合った色調 – ライフスタイル提案としての構図
雑誌広告・Web広告・SNS投稿など、掲載媒体に合わせて縦位置・正方形・横位置を使い分けて撮影するのが一般的です。
撮影会社に依頼するときの進め方
1. 使用媒体・目的を明確にする ECカタログか、広告か、SNSか。同じ商品でも撮り方が変わります。
2. 参考イメージを共有する 「こういう雰囲気で撮ってほしい」というピンタレスト・雑誌の切り抜きなどをまとめて共有すると、意図が伝わりやすいです。
3. カット数の目安を決める 商品1点につき何カット必要か、事前に相談。バリエーション商品がある場合は色違いも含めた点数を伝えます。
4. 商品到着・返送の段取り 撮影スタジオへの商品送付、撮影後の返送、撮影中の商品破損時の保証まで、事前に取り決めておきましょう。
5. 納品形式を確認 JPEG(Web用)だけでなく、印刷用の高解像度データ、切り抜き済みデータ(PNG)、SNS向けの正方形トリミング版など、必要な形式を伝えます。
まとめ
商品撮影は、目的に合わせた設計と技術が結果を大きく左右します。ときしろでは、EC用の物撮りから広告用のイメージ撮影まで、幅広い商品撮影に対応しています。企画段階からのご相談も歓迎です。
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